FAQs

カジュアルライン スピーカー」とはどのようなスピーカーですか?

カジュアルライン スピーカー」は、一般的な16cm口径の純正ドアスピーカーとのトレードイン装着を前提に開発されたエンクロージュア(キャビネット)一体設計のスピーカーシステムです。上級シリーズ譲りのマイクロスピーカー・テクノロジーをふんだんに盛り込みながらお求めやすい価格に設定し、ソニックデザインの音の魅力を手軽にお楽しみいただけます。「カジュアルライン スピーカー」には、フロントまたはリア用のセパレート2ウェイシステム(全6機種)のほか、組み合わせ使用に最適なA4サイズのサブウーファー(全2機種)も用意しております。

エンクロージュア一体設計にはどのようなメリットがあるのですか?

エンクロージュア一体設計を採用する音質上のメリットは大きく分けて2つあります。ひとつは、通常のドアスピーカーと違ってスピーカーユニットがエンクロージュアに囲われているためドア内に音が漏れにくく、従来のカーオーディオにありがちなドアの共振や音の濁りが低減できることです。そしてもうひとつは、ユニットとエンクロージュアを同時に開発していることから、どんなクルマに取り付けてもユニット本来の性能が充分に引き出せることです。さらに施工上のメリットとして、大掛かりなデッドニング(防振処理)を行う必要がなく*、新しいクルマへの載せ替えもしやすい**ことが挙げられます。

*デッドニングの効果が得られないという意味ではありません。適切な防振を行うことでさらなる音質向上が期待できる点は通常のスピーカーと同じです。

**載せ替えを販売店に依頼する場合、別途工賃などが発生します。また載せ換える車両によっては再取り付けできないケースもあります。

TBMシリーズとTBEシリーズの違いは何ですか?

「両者の最大の違いは内蔵されたウーファーユニットの仕様です。TBMシリーズのウーファー振動板がクロスカーボン系のCMF(クロスマイクロファイバー)コーンであるのに対し、TBEシリーズではノンコート・ファイントリートメント(特殊表面処理)を施したカーボンファイバー/ポリプロピレン混成のDMF(ディファインド・マイクロファイバー)コーンを採用しています。また付属のクロスオーバーネットワーク*も、TBMシリーズ用には本格的なシステムアップに対応したハイグレードな構成を採用しています。キャビネットやウーファーフレームなどの基本設計は両シリーズとも同じです。

*「NWL」モデルはクロスオーバーネットワークを付属しておりません。

Ai(標準)タイプとBi(薄型)タイプの違いは何ですか?

ウーファーエンクロージュアの奥行寸法の違いです。Ai(標準)タイプに比べてBi(薄型)タイプはエンクロージュアの奥行(取り付け寸法)が22mm短く設定されており、より幅広い車種への取り付けに対応しています。反面、Ai(標準)タイプは、Bi(薄型)タイプよりも大きなエンクロージュア容積が確保できるため低音再生能力に優れています。取り付けスペースに合わせてお選びください。

スピーカーユニットの口径が77mmと小さいですが、低音再生に不足はありませんか?

はい。ソニックデザインの77mmユニットはワイドレンジ再生を実現する独自技術により特別に設計され、「Ai(標準)タイプ」では50Hzまで、「Bi(薄型)タイプ」では60Hzまでの再生に対応しています。そのため、低音再生能力については一般的な純正16cmスピーカーユニットと比較して遜色のないものと考えております。ただしソニックデザインのエンクロージュア方式はドアなどの共振が少なく低音までクリアに再生できるため、聴感上は低音の量感が少なくなったように感じられるケースもありますので、「カジュアルライン スピーカー」のサブウーファーとの併用を推奨しています。

純正スピーカーとの交換を考えています。デッキは純正のままでも大丈夫ですか?

はい。「カジュアルライン スピーカー」はアンプ内蔵ヘッドユニットやAVナビ一体機から高級ハイパワーアンプに至るまで、あらゆるシステム条件に対応できる設計としており、出力に限りのある純正デッキでも手軽に音質向上を体験していただけます。しかし純正デッキは純正スピーカーに合わせたサウンドチューニングが行われているケースが多いのも事実です。本来の音質を余すことなくお楽しみいただくために、弊社ではデジタルイコライザーやタイムアライメントなどを内蔵した高機能な市販デッキと組み合わせ、適切なサウンドチューニングを行っていただくことを推奨しています。

どんなクルマにも、車両側の加工なしで取り付けることができますか?

いいえ。一部加工が必要な車種があります。カジュアルライン各機種は、純正16(17)cmドアスピーカーとの交換装着を想定したトレードイン対応ブラケットの装備、純正トゥイーター位置にジャストフィットする18mm口径のコンパクト設計、純正グリル内への装着時に突出量を微調整できるトゥイーター取付キットの付属など、音質だけでなく取り付けやすさも充分に考慮した設計としていますが、車両側の状況によっては別途ブラケット類を作成したり、車両側の加工が必要となる場合があります。詳しくは認定販売店でお訊ねください。なお弊社では、専用の取付ブラケットや配線カプラーなどをセットにしてインストレーションをより簡単・確実に行える車種別専用スピーカーパッケージの「SonicPLUS」シリーズも販売しています。

ショップに作業を依頼せず自分で取り付けることはできますか?

カジュアルライン スピーカー」シリーズは取り付けやすさを考慮した設計としておりますが、車種によっては専門家による加工作業を必要とする場合があります。本来の性能を最大限にお楽しみいただくためにも、取り付け作業につきましては認定販売店に相談されるようお薦めいたします。

将来クルマを売却するとき、内装を元通りに戻せるよう取り付けられますか?

はい。一般論として、交換したスピーカーユニット自体を元に戻す程度の作業はそう難しいものではありません。しかし、ドア内にエンクロージュアを造り込んだり、大掛かりなデッドニング作業を行った場合、現状復帰には想像以上の手間がかかるものです。特に、大量に貼り付けられた制振シートなどを完全に除去するのは困難です。その点、スピーカーをコンパクトなエンクロージュアごと脱着できてデッドニング作業も簡略化しやすい「カジュアルライン スピーカー」は、こうした従来の取り付け方法と比べて現状復帰がしやすいうえ、次のクルマへの載せ替えも可能*です。ソニックデザインの認定販売店は、将来の脱着を考慮した取り付け作業にも豊富なノウハウを持っておりますので、ぜひ一度ご相談ください。

*載せ替えを販売店に依頼する場合、別途工賃などが発生します。また載せ換える車両によっては再取り付けできないケースもあります。

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